世界で見た 子育て 保育の "おぼえがき"

日本からヨーロッパへ渡り、様々な国の教育を見てきて思う大きな疑問、子どもにとって良い子育て、保育とはなんなんだろう。 それを考えるブログです。子どもの笑顔あふれる未来のために。

頑張りすぎない、余裕。

みなさま、明けましておめでとうございます。

昨年、新たにスタートしたこの子育て保育専用ブログですが、

今年は積極的に更新していこうと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

私には、夢というか理想というか信念があります。

それは日本のお母さんに強く伝えたい事、

日本の社会に強く強く知ってほしい事です。

 

様々な国の子育てや保育を見てきて、私が痛烈に思うこと。。。

日本のお母さんお父さんは頑張りすぎ

自分の人生を犠牲にしすぎです!!!

 

お母さんやお父さんが子育てを楽しくするには、心に余裕がとっても大事。

なのに、今の親御さんを見ていると、核家族化が進み、頼れる人もおらず、

会社も子どもがいても御構い無しに、当然のごとくほぼ毎日残業をさせ、

公共の場に出れば子連れに対する厳しい目、

ありとあらゆる教育評論家は、こどもを叱るなと声高々に世間に広め、

親御さんは怒るのを必死に我慢し、自分の生活や気持ちを投げ売り犠牲にし、

子どもと接している。

 

それのどこが楽しいのか?

それのどこに余裕が生み出せるのか?

子ども好きならまだしも、子どもが嫌いな親だって世の中にはたくさんいる。

子どもが好きだって、答えのない子育てに不安になる人も、全く子育てのこの字も知らない親だっている。

 

こんな現状で、虐待をゼロにするのは奇跡が起きても無理。

少子化が改善されるわけもない。

 

子育てってとても責任のある大変な役目だけど、本当はそれ以上に楽しいもの、感動するものです。

それは、子どもが嫌い(一般的な意味合いで)でも、です。

それなのに、今のこの現状は親に課せられる精神的、金銭的、肉体的な負担が、

大きすぎて、大変でしかなくなってしまっています。

親や大人に余裕がなくなると、真っ先に影響を受けてしまうのが子どもです。

結局、親がどんなに頑張っても、親に楽しいと思える余裕がなければ

この国の少子化には歯止めがかからないし、子どもたちも伸びていけないのです。

 

子育ては親が、お母さんだけが頑張ればいいんじゃないのです。

 

先に書いた私の信念とは、

頑張りすぎない、余裕のある子育て

 

突然ですが、私には夢があります。

こんな保育園があったらいいなと思う夢です。

それは、フォレストキンダーガーデン型の自然派保育園です。

基本的に、どんな天候でも外で遊び、学ぶというスタンスの保育園です。

そして、その保育園には子育て相談室があり、

子育ての悩みを園児でなくても誰でもできるのです。

更に、家事手伝いや家庭保育も提供することのできる保育園です。

 

次の記事へつづく。。。(^^)